予防接種
高齢者インフルエンザワクチン予防接種を実施しています(毎年10月中旬から11月末頃)。当院では、65歳以上の方の接種と、64歳以下でも、”糖尿病、腎疾患、心臓病、呼吸器疾患”で治療中の方には積極的にワクチンの接種をお勧めしています。
肺炎球菌ワクチンの予防接種も実施しております。高齢者や糖尿病、心臓病、呼吸器疾患を持っておられる方を対象に、接種をお勧めしています。この予防接種は一年中受けることができ、一回注射すれば5年間有効です。
インフルエンザウイルスと同様、肺炎球菌による肺炎も高齢者の肺炎の代表的な原因の一つです。重症感染症へのワクチン予防効果は、60~80%といわれています。米国疾病対策センター(CDC)や米国糖尿病協会(ADA)は肺炎球菌ワクチンの接種を勧告しております。
当院でも、65歳以上の市民に高齢者肺炎球菌ワクチン接種(定期)と75歳以上の市民に高齢者肺炎球菌ワクチン接種(助成)を行っております。
インフルエンザワクチン接種と同様その重要性を院長が下記論文とインターネットで報告しています。
Isotani H. Use of influenza vaccine in patients with diabetes, particularly those with complications of cardiac or renal disease. Intern Med 2000, Oct;39(10):862.