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 大阪糖尿病協会会報 冬の号(平成19年12月8日発行)の第2面に書きました記事をご紹介します。

世界糖尿病デー

通天閣のライトアップ

 毎年11月には日本糖尿病学会、協会が主催し、厚労省、日本医師会などが後援して全国糖尿病週間が設定され今年で第43回目になります。その間、糖尿病の予防、治療の啓蒙など様々な取り組みがなされてきました。今年も11月12日から18日までが糖尿病週間として様々な催しが企画されましたが、さらに今年から11月14日が"世界糖尿病デー"に制定されました。この日は、インスリンを発見したバンティングの誕生日です。このキャンペーンのシンボルマークは、青い輪(ブルーサークル)で、世界が手をつないで糖尿病撲滅をめざそうという意味です。

 この日に世界各地でシンボルカラーの青でライトアップするイベントが開催されました。日本では、東京タワーをはじめ、大阪の通天閣、関西電力がライトアップされました。写真は、当日の通天閣です(青にライトアップされています)。ニューヨークでは、エンパイア・ステートビルがライトアップされ、国連ローズガーデンの芝生にブルーサークルが作られ、カナダではナイアガラの滝とバンティング・ミュージアムがライトアップされました。他にも、英国ではロンドンアイとシェルタワー、オーストラリアのシドニー・オペラハウス、中国の万里の長城、イタリアのピサの斜塔、フランスのエッフェル塔、セーヌ川、ギリシャのアクロポリスなどなど30箇所以上で糖尿病撲滅ためのライトアップが予定されました。

 このイベントの背景には、2006年12月に、国連総会で「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択されたことが挙げられます。感染症以外の疾病で国連決議された疾患は、糖尿病が初めてです。国際糖尿病連合(IDF)からの提案を受けて、半年という異例の早さで決議採択されました。全世界的な立場で、急増する糖尿病に立ち向かうため、各国の医療制度やレベルに合ったガイドラインも作成されています。先進国だけでなく開発途上国においても糖尿病の増加が深刻な問題になっています。

 1969年にコンビニエンスストアの第一号店が誕生してから38年が経過しました。デパート、スーパー、外食産業の発展も急激な感があり、いつでもどこでも好きなだけ食べられる時代です。この50年で総エネルギー量は変わっていませんが脂質の摂取量が増えました。自動車の登録台数に比例して糖尿病が増えたことは、運動が食事内容と同等かそれ以上に重要な鍵を握っているように思われます。

 大阪糖尿病協会は、患者会、顧問医会、栄養士会、コメディカルが協力して、まさに手をつないで活発な活動をしてきた組織だと思います。世界糖尿病デーをきっかけに、心を新たに、さらなる啓蒙活動の輪が広がることを願います。

磯谷内科 磯谷治彦

 
最終更新日 : 2007年12月20日

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