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年末年始の疑問と不安を解消しましょう!

生活編

  1. 【休診日】
     かかりつけの医療機関がいつからいつまで休みなのかを確認しましょう。
  2. 【掃除】
     換気扇の掃除や窓ふき、庭掃除などは意外と身体にとって運動になります。一日中あるいは半日でも精を出して掃除をするときは、作業中の低血糖に注意が必要です。昼間に普段と比べてかなり長時間の作業や運動をしたときは、時間がずれて夜間に低血糖が起きることもありますので、血糖測定器をお持ちの方は、寝る前も血糖を測ってみましょう。
  3. 【買い物】
     糖尿病の有無にかかわらず、買い物も体調のよいときにしたいものです。なるべく食後に買い物に行き、低血糖を防ぎましょう。食後に買い物に行けば、余計な物まで買ってしまうことの歯止めにもなります。散歩のつもりで何回かに分けて買い物に行き、少しずつ買いそろえるのもよいかもしれません。
  4. 【風邪】
     風邪をひいたときは、たとえ食欲がないときでも水分は口にして、ゆっくり休むのが基本です。その際は、口に甘く感じる飲み物は避けましょう。部屋の湿度を保つことも重要です。
  5. 【薬】
     お薬を使っている方は、自分の判断で飲むのをやめたりせずに、主治医に相談しましょう。特に1型糖尿病の方では体調をくずした際に、ケトン体が出て症状がさらに重くなることがあります。

運動編

  1. 【運動】
     年末年始のイベントを利用して、大掃除や買い物、初詣、初日の出を見に行くなどのスケジュールを立てて、家族や友人と外出し、体を動かす機会を増やすことを計画してみましょう。
  2. 【効果】
     食べ過ぎた分を運動で補うことは容易ではありません。食べた量と運動量とは交換できないことを理解する必要があります。運動の効果はあくまでも、規則正しいバランスのよい適正な食事(量・内容)を守ることで発揮されると考えましょう。
  3. 【基本】
     この寒い時期の運動の基本は、保温に努めるということです。併せて膝痛や腰痛も出現しやすくなるため、コルセットやサポーターを装着するなどして、局所の固定や保温に注意し、予防に努めることも大切です。

食事編

  1. 【薬】
     年末年始、つい飲み過ぎたり食べ過ぎたりしたときは少し多めに薬を飲めばよいという考えは間違っています。これは絶対にいけません。加減するのは薬ではなく、食べ物や飲み物の方です。
  2. 【酒】
     原則的にはお酒は飲まない方が良いです。お酒そのものもそうなのですが、お酒を飲むと食欲が増し、食べ過ぎる可能性もあります。さらに自制がきかなくなることが多いので、最初からお茶などでお付き合いをするのが無難です。とはいえ、世間のムードもありますので周りも「少しは」といって許してしまいます。自分でも「百薬の長だ」「正月だ」などといい加減なことを言って理由をつけ、飲んだ挙げ句、正月明けの診察日が心配でたまらないという悪循環に陥らないよう、事前に主治医との相談をお勧めします。何よりも飲む時は、量を守るという強い意志が肝心です。一般的には、2単位程度から多くても4単位程度までが限度です。
     更に、お酒を飲むと主食をとらない方がいます。主食は炭水化物を多く含みますので、食べないと低血糖を起こす危険性があります。お酒を飲んでも主食は必ずとりましょう。
     ならば「ノンアルコール」とおっしゃるあなたに。ノンアルコールビールは「ノンアルコール」と表示されていても1%未満のアルコールを含んでいます。従ってエネルギーがあります。たくさん飲むことで血糖値は上がりますので、油断禁物。注意しましょう。
     どうしても飲む必要がある場合のコツは、あまり酔わないようにゆっくりとお茶などと交互に飲むことです。ただし、お酒を飲むとコントロールが難しくなる覚悟は必要です。
     最後に、お酒を飲むから、飲んだからに関係なく、インスリンは増量せず、いつもの量を注射しましょう。
  3. 【忘年会・新年会】
     忘年会や新年会は、日々の食事療法の成果が試されます。お造り、茶碗蒸し、鍋料理、煮魚、天ぷら、肉料理…。その中から2〜3単位程度のところで抑えるように考えてみましょう。野菜の料理は全部食べても差し支えありませんが、注意点は主食があとになってから出される場合が多いということです。特に薬物療法の方は主食を早めに出してもらうように頼むことも必要です。何事も計画的に運ばれることを強くおすすめします。
  4. 【クリスマス】
     クリスマスケーキなどは、イブの夜1回程度であれば心配いりません。ただし、飲み物は無糖です。
  5. 【年越しそば】
     年越しそばは自分の単位に合わせて食べましょう。組み合わせにも注意をします。そばだけの食事は感心しません。そばは消化吸収が早く血糖値も早く上がり、早く下がることになります。空腹感も早く訪れますので、間食の誘惑が出てきます。薬物療法の方は低血糖を起こす危険性があります。食事の基本は「主食(炭水化物)」「主菜(蛋白質)」「野菜料理」、加えて少量の油を使用することです。
  6. 【鍋】
     鍋料理では、主食を忘れないことと蛋白質をとりすぎないことに注意しましょう。野菜ばかりを食べてしまい、主食がお腹に入らないことがあります。肉や魚、豆腐などの蛋白質もきちんと食べて、主食も必ず食べましょう。うどん、餅、はるさめ、くずきりなどを鍋に入れる場合は、ご飯の量を減らす必要があります。外食の鍋料理の場合、主食が最後に出るため、すぐに血糖が上昇しないことがあります。インスリン治療中の方は低血糖の発現に注意しましょう。
     すき焼きの場合は、溶き卵で1単位食べることになります。肉の量を考えてご自分の単位に合わせましょう。調味料に使う砂糖の量が多く、野菜であっても食べ過ぎると血糖値は上がりますので意識してください。
     おでんは、、一番難しい鍋料理です。大根やこんにゃく、しらたきなどの材料をたくさん入れてください。
     どんな食事も基本的には、「量」、「食品」ともにバランス良く摂取することです。
  7. 【雑煮】
     正月の雑煮では、餅がポイントです。1単位35gで、ご自分の単位分を測ってください。もち米はうるち米に比べると血糖値が上がりやすいことを知っておきましょう。
  8. 【黒豆】
     黒豆は、7粒くらいが妥当です。少ない量ですが、大豆は蛋白質を多く含むことと、煮るときに使用する大量の砂糖(大豆1kgに対して砂糖500g使用)のために、たくさん食べると良くありません。「ぶどう豆」の作り方を紹介しておきます。ここでは人工甘味料を利用します。砂糖の使用量が少ない分、日持ちはしませんが、甘みは楽しめます。器の工夫で満足度を上げます。「雰囲気」も食事療法の大きなポイントです。

旅行編

  1. 【手帳】
     旅行はOKです。その際「糖尿病手帳」は必ず携行してください。旅先で万が一体調を崩した場合でも、近くの医療機関に見せることができます。国外の場合は、前もって主治医に普段の状態を英文で書いておいてもらうと、知らない国でも安心です。
  2. 【旅行】
     年末年始の旅行は、ぜひお出かけください。国内旅行ですと、ある程度決まった時間に食事をとることができます。旅行中の食事も、外食のときと考え方は同じです。自分の量で調整します。海外旅行の場合は、時差がありますので、特に薬物療法の方は主治医とよく相談しましょう。機内食には、糖尿病食が準備されていますので、あらかじめ注文しておきましょう。
  3. 【温泉】
     温泉旅行は誰にとっても「心の洗濯」になります。ここで、注意するべきことは、「インスリン注射後は食事をしてから入浴する」ことです。必ず食事をしてから入浴してください。そして、長時間湯につかるのは禁物ですし、熱い湯は心筋梗塞の発症を引き起こすことが知られていますから、ぬるめのお湯に体が温まる程度につかることをお勧めします。温泉に入ると体が温まり、皮膚血管が拡張しますので、インスリン吸収が促進し、血糖は下がります。そのため、温泉に入るときは補食やインスリンの減量をした方がよいようです。
 
最終更新日 : 2006”N11ŒŽ06“ú

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